ガイド · 株は何株必要か

必要な株数は、
面積とドナーの供給から。

株数とは、覆いたいレシピエント部の面積に、そこで得たい密度を掛けたものです。そしてそれは、ドナー部が安全に手放せる量によって、たいていは厳しく頭打ちになります。公開されている計算例では、cm²あたり65毛包単位を基準値とする189 cm²の安全なドナー部が、一度の施術で1,890株から2,835株のあいだにあたるとされています。 期待外れに終わる計画のほとんどは、最初の掛け算をして二つめの計算を飛ばしたことから生まれます。だからこそこの数字は、誰かがあなたの後頭部を測る前に、表から読み取ることはできません。

この数字が実際にどう導かれるか

まず需要の側、つぎに供給の側。

需要の計算は素直です。覆う面積を平方センチメートルで測り、目指す毛包単位の密度を掛けます。生え際は自然に見せるために頭頂部より高い密度を要しますし、生え際の前三分の一はその後ろの二つより高い密度を要しますので、掛け算は全体を一度にではなく、区画ごとに行います。

拘束条件になるのは供給の計算のほうです。安全なドナー部の面積をcm²で取り、一度の施術で安全な切り出し密度(典型的な基準値65から75に対してcm²あたり10から15毛包単位)を掛け、残りがcm²あたり40から50 FUを保っているかを確かめます。これを下回ると、ドナー部は髪ではなく薄さとして見え始めます。公開されている例は端から端まで計算しています。基準値65のもとで189 cm²は1,890株から2,835株を支え、残る密度は50から55になります。需要の計算が4,000になり、供給の計算が2,400になったなら、答えは2,400で、計画のほうが形を変えます。あなたがそう望むからといって、4,000にはなりません。

相談の場でめったに触れられない引き算がもう一つあります。供給の数字は一度の施術のためのものではなく、生涯にわたるものであり、そして脱毛は進行します。32歳で頭頂部に使った株は、45歳の生え際には使えません。今日いちばん気になる場所に一度でドナーの予算をすべて使う計画は、あなたの脱毛がもう終わったと仮定した計画です。たいていは終わっていません。

このページに載せないもの

Norwoodの段階別の表。出典を見つけられませんでした。

この質問を検索すると、同じ表が繰り返し出てきます。段階II、500–1,000株。段階III、1,000–1,500。そのまま段階VIIまで。数字は何十ものクリニックのサイトで一致しており、裏づけのように読めます。ところが出所を探すと、どれも何も引用していません。当社は一次資料(学会のガイドライン、公表された症例集積、方法のあるものなら何でも)を探しましたが、見つかりませんでした。PLACEHOLDER: 臨床上の一次資料や測定日との照合はまだ行われていません。

ですからその表はここにありません。本物の出典が見つかれば、引用を添えて掲載します。それまでの誠実な形は上に書いたとおりです。あなたの段階は、どれだけの面積が問題になっているかをおおまかに執刀医に伝えます。そしてそれに対して何ができるかを伝えるのはドナー部であり、あなたの身体で測られるのは後者だけです。

切り出しの限界、残す密度の下限、そして計算例の出典: Keene SA, Rassman WR, Harris JA. Determining safe excision limits in FUE. Hair Transplant Forum International. 2018;28(1):1–11(https://www.ishrs-htforum.org/content/28/1/1.2)、2026-07-28測定。 上で触れた段階別の株数の表には出典がなく、このサイトには掲載していません。

FAQ

よくある質問 相談の場で出るもの。

Norwood 3には何株必要ですか
当社は段階ごとの数字を公開していません。一次資料を見つけられなかったことに加え、そもそも段階はその数字を導くための入力として適していないからです。上のその拒否についての節をご覧ください。段階が語るのは失われたものであり、株数を制限するのはドナー部に残っているもののほうです。
株は多いほどよいのですか
いいえ。ドナーの供給は有限で、再生しません。いま取った株は、これから起きる脱毛には使えません。公開されている一度の施術での安全な切り出し密度は、およそcm²あたり10–15毛包単位で、ドナー部が髪として見えるようにcm²あたり40–50 FUを残します。
なぜクリニックは先にドナー部を見る必要があるのですか
そこが拘束条件だからです。レシピエント部の面積が決めるのは望むことであり、ドナーの密度と安全な面積が決めるのは可能なことです。ドナー部を測る前に出された見積もりは、前者だけを数えて後者を無視しています。